Skip to content →

#完全に一致では無いのだが何となく似てる

去る8月18日(土)、横浜は石川町 音小屋(ねこや)にてNathan記念すべき4回目のライブでした。

お越し頂いた皆様に感謝します。そこで初見だったが「すんげぇかっこいい」と評してくれた方々もありがとうございます。かっこつけているので、かっこいいと言われるのは最高の気分です。また来てください。

記念すべき4回目の、などとわざわざ数えていると「”4回目なのにぃ!?”って言われたいんでしょ?」と思われる方が居るかもしれないのですが(俺はそう思う)、そういう意味ではなく、たとえば、買った物の元箱をとっておくような、新品状態で付いているシールを剥がさず使い続けるような気持ちで、カウントしています。やめてしまうともうできない事をしみじみ楽しんでいるだけです。「1回1回のライブを大切にしている」のはどのバンドも当然なので、そういう理由を1番に挙げようとは思いません。

かく言う俺は、買った物の箱はApple製品だろうが何だろうが即捨てるし、シールが付いてる状態が嫌いなので、説得力のない喩えになってますが、伝われば何より、です。

5回目は下北沢ろくでもない夜にて、9月27日(木)。

ですます調おわり。


ライブ会場は横浜の石川町ということで、中華街が近い。もう何度も行ったことがあるが、リハーサル後はヒマなので行ってみた。この日、玉緒ちゃんはリハーサルに来れなかったので、大野氏(ユッケと呼んでいる)と散策。Nathanの「ねぇ散歩」だ。これは蛇足です。

 

以前、行書で遊んだせいか、こういう看板が気になる。蟹の絵と合っていて良い。店には入っていない。

土曜日だったので、観光客がわんさかいる。俺も皆さんと同じように人混みが嫌いなのだが、どう考えていようと我々もしっかり土曜の観光客である。しかし猛暑が台風で吹き飛ばされ、秋の匂いを感じられるほど涼しかったこの日は、夕暮れの散歩には絶好であった。歩いているだけで気分がいい。

呼び込みをする若い男。パンダを模した中華饅頭を頬張る女の子。裏路地に目をやれば、調理服を着た化粧気のない女が自販機の前で煙草をふかしている。ガラスケースの奥には北京ダック寸前の食材が等間隔に吊るされ、赤黒く照らされている。TVの取材があった中華料理店、人気雑誌に特集された中華料理店、コンテストで1位に輝いた中華料理店、世界的な点心師が在籍する中華料理店。胡麻団子が6個入りで500円、2460円のコースが今なら1980円。観光地特有の喧騒の中で、食欲をそそる匂いがあちこちからしている。

だが俺もユッケも遅い昼食をとって現場に来たせいで、まったく腹が減っていなかった。コンビニで買ったコカコーラを何となく飲みながら、すべての中華料理、デザート、飲み物を無感動に通り過ぎた。これが、ヴァーチャル・リアリティか。申し訳ない気持ちでいっぱいだった。申し訳ない、というのは嘘です。

こんなに中華料理店ばかりで、なぜ経営が維持できるのか。中華街へ来た人なら誰しも疑問に思うはず。実はすべての中華料理店の地下が繋がっていて、その地下空間で皆チーズフォンデュや、へぎそばを食ったり、人工雪を降らせ犬ぞりを走らせたり、ログハウスを建てたり、メイプルシロップをぶっかけ合ったり、とにかく中華とは真逆のベクトルでエネルギーを発散することにより、何とか正気を保っている、というのが俺の見解である。経営が成り立つ仕組みに興味は無いが、毎日中華を売る店が一極集中しているというクレイジーさ、そこで働く人々の心理状態に興味はある。

占いの店も多く、繁盛している。占いは駄菓子、くらいに考える俺としては異様な光景だが、透明なビニールシートの中を覗くと、女の子たちが真剣な顔をしておばさんの話を聞いている。

写真の店はよく見ると3号店とある。チェーン展開だ。

これは5号店。いったい何号店まで拡大するつもりなのだろう。

すると突然、俺の心の中でざわめきが起こった。

 

こないだTwitterのハッシュタグで「#完全に一致では無いのだが何となく似てる」を見て、結構面白かったのだが、

この中華街の占い店は「どことなく性風俗店っぽい」事に、俺は気付いてしまった。もう一度見てみよう

3号店。

5号店。

店の前にポン引きまで居る。これはもう完全に一致だ。

怪しい男が話しかけてくる。フェンダーのジャズベースを指で弾いているらしい。俺はうつむいて前進した。

うわぁエッチだ。隣はドクターフィッシュの店で、ようは小魚を用いてひと通りやってくれる、という意味だろう。

この占い店を通り過ぎる時、ポン引きのババアが「オニイサン、両手デ、500円。イマダケ、両手デ500円」と話しかけてきた。

両手で、500円。風俗的な意味でも、本来の手相の意味でも、異常な宣伝文句だと思うのだが、いかがだろう。片手が250円なのか、利き手は300円という設定もありうる。胡麻団子6個入りが買える値段だ。片手が胡麻団子3個分のシワ??

三国志の時代に活躍した武将”関羽(かんう)”を祀る、関帝廟(かんていびょう)に立ち寄った際、案内板に「指定の線香を購入すべし」とあるので、値段を見たら500円だった。先ほどの「両手」と同額だ。なお、券売機がタッチパネル方式だった事に面食らい、我が軍は恥を忍んで敗走した。

いちばん気持ちが上がったのが、

この、やたら古めかしい理容室を見つけたとき。髪を切ってもらいたいという気持ちは一切湧かなかったが(伸ばしているからね)、佇まいがキマっている。

うーん、そろそろ中華街の人に怒られそうだ。このへんにしておこう。

保育園まで風俗っぽいんだぜ、、?

Published in Blog